現地とともに育む
スペシャルティコーヒー
かつては「セレベスの名品」とよばれ、欧州の貴族の間で愛飲されながらも、
戦後表舞台からは姿を消してしまった「幻のコーヒー」。
現地のインフラ整備からはじまった一大プロジェクトの末、
1978年トアルコ トラジャとして復活を果たした今、
一般のご家庭、そしてコーヒー専門店やホテルからも選ばれるコーヒーになりました。
トアルコ トラジャが育つのは、インドネシア・スラウェシ島 トラジャ地方。
都心からは遠く離れ、山々に囲まれたまさに秘境ともいえる地。
キーコーヒー直営農園と現地の協力生産農家で大切に育んでいます。
守り続ける厳しい品質基準
人の手により完熟したコーヒーチェリーのみを一粒ずつ収穫。
その後も、独自の厳しい品質基準にあったものだけを選別するための
幾度にもわたる工程を設けています。
日本へ向けた輸送時も、業界稀に見る徹底した品質管理体制を守り続けています。
日本での焙煎工程では、トアルコ トラジャのおいしさを最大限に引き出せる特別な焙煎プロファイルを採用し、
高い技術を持った専任の焙煎士のみが行っています。
コーヒーの未来を見据えた
サステナブルな取組
高品質のコーヒーを 持続的につくり続けるため、
コーヒーの精選工程で出る果肉やパーチメントを廃棄せず肥料や燃料に再利用するなど、
環境に配慮した農法を実施し続けています。
また、産地の農民の生活を向上させるため、コーヒーの苗木や栽培ノウハウの提供をしたり、
インフラ整備に協力したりと、トアルコ トラジャの生産を産地全体の振興につなげています。
近年では、ワールド・コーヒー・リサーチ(WCR)という国際的な研究機関と連携し、
地球温暖化による環境変化に負けない新品種の発掘にも取り組んでいます。
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商品開発者の声
トアルコ トラジャ開発者
黒木さん
Q1.
開発者が考えるこの商品のポイントは?
1973年当社の役員がトラジャ現地へ行き、インフラ整備からスタート。
長きにわたるトラジャコーヒー復活事業が成功し、1978年発売にこぎつけました。
トアルコ トラジャは、現地の方々と歩んできた歴史であると共に、おいしいコーヒーを探求し続ける当社の姿勢を具現化したコーヒーです。
Q2.
開発秘話(あまり知られていないこだわりポイント、大変だったこと等)
発売40周年を迎えた際にブレンドコーヒーを一新しましたが、長く愛されている商品ということもあり、商品名や味わい、パッケージの変更について、社内外に伝えるのに苦労しました。
Q1.
どんな方に飲んでほしいですか?
トラジャコーヒーを一度も飲んだことのない方みなさまに飲んでいただきたいです。
同シリーズの中には、ストレートコーヒーの他様々なブレンドコーヒーもありますので、ぜひ飲み比べてみてください。
お店でもお飲みいただけます。
参考:美味しいトアルコ トラジャが飲める店
https://www.keycoffee.co.jp/shopmap/toraja/