第1弾のアラビカ種の原種「メキシコ ティピカ」と「グァテマラ ブルボン」、第2弾の栽培しやすさと味わいのよさを兼ね備えた品種「ブラジル アララ」と「コロンビア カスティージョ」に続き、第3弾として東アフリカを代表する優れた香味特性を持つ品種「タンザニア SL28」を発売します。
タンザニア SL28※
今回のコーヒーはタンザニアの北部オルデアーニ地域のアカシア・ヒルズ農園で作られました。
アカシア・ヒルズ農園は、野生動物が多く生息する世界遺産でもあるンゴロンゴロ保全地域のすぐ近く、標高1,800-1,900mンゴロンゴロクレーターの淵に位置する非常に美しい景観を持つ農園です。1952年設立と70年以上の長い歴史を持ち、セレンゲティの豊かな自然とクレーターを渡る風が高品質なコーヒー栽培には最適な環境と言われます。
アカシア・ヒルズ農園では、様々な品種を栽培していますが、農園主のレオン氏は「SL28」の高い香味特性を評価し、「SL28」の品種の種苗をケニアから取り寄せ栽培を行っています。もともと1930年代にタンザニアで発見された品種である「SL28」が、このタンザニアの土地で今もなお栽培され、私たちのもとへと届くこの長い道のりに思いを馳せながら、今回のコーヒーを是非味わっていただけますと幸いです。
【商品名】コーヒーの未来部 タンザニア SL28
【生産エリア】タンザニア オルデアーニ地域
【精選方法】ウォッシュト
【味の特徴】酸味4 苦み1 コク5 口当り4
ミディアムローストでじっくりと焙煎した、焦がし砂糖のような香ばしく甘い香りとさわやかな酸味が調和する味わいをお楽しみください。
※アラビカコーヒーは近隣の畑など他のコーヒーの花粉と受粉することが知られており、100%純粋な品種であることを証明することはできませんが、その品種特有の味わいを有するロットを選定し、商品化しています。